犬と猫にも人と同じく色々な心臓病があります。
犬では中年齢(およそ7歳)以降のキャバリア、シーズー、ポメラニアン、マルチーズ、チワワなどの犬種に、僧帽弁閉鎖不全をはじめとする心臓弁膜症が多くみられます。初期段階では心音の異常(心雑音)がある以外は無症状ですが、加齢とともに進行し咳や息苦しさなどの症状がでます。
猫では心筋症が多くみられ、心臓の聴診では発見できない場合があります。
いずれの場合におきましてもレントゲン検査や超音波検査などのさまざまな検査を組み合わせて、適切に診断、治療していくことが重要です。
もし以上のような症状やご不安などがありましたら、一度当院までご相談ください。
心臓の形や大きさを検査します。また心臓周囲の肺や気管の状態も合わせて検査いたします。
心臓内部の状態や動きなどを検査します。またドプラ機能を用い心臓内部の血液の流れや速度を調べることが可能です。
血液検査、心電図検査、血圧検査などを必要に応じて実施します。